今からでも遅くないマイラー生活 ~マイペースに活動中~

マイラー活動なるものをはじめてみました。いつはじめても遅いとかありません。迷いを勇気に変えたい!そんなブログを目指します。

皆さん、「ヘルプマーク」を知っていますか?

 

 

はじめに

 

皆さん、突然ですが「ヘルプマーク」なるものをご存知ですか?

なぜ、今日こんなブログのテーマにしたかと言うと、私もつい最近、この「ヘルプマーク」なるものをきちんと知ることができましたが、「あれ?認知度が高くないな?」と少々感じたためブログに記したいなと思いました。

 

私が「ヘルプマーク」なるものをちゃんと理解、認識することが出来たきっかけは自分が「腰椎圧迫骨折」という骨折をしたからなのです。

この「腰椎圧迫骨折」については、下記に記載しています。

(※おバカなことをして怪我をしたので、まだ読まれてない方はぜひこちらも読んでみてください!)

 

 

www.run-run-tabi.com

 

 

丁度、「腰椎圧迫骨折」を受傷後2週間が経過し、会社にもそろそろ行かなければなりません。

ごっつい胸から骨盤の上にかけてのコルセットを着用のまま通勤をはじめたのですが、最初は怖い怖い!

また病院に戻ることになるんじゃないかとドキドキです。

 

なんで?って、コルセットって周りから見たらわからないんですよね!

どこか、怪我していそうとかが見た目にわかりづらいんですよ。

 

直接肌に着用するのではなく、Tシャツとかの上からぎゅ~と固定して、今は冬だから、上に何枚か重ね着したら、見た目ブクブクしてる感じはするけど、更にダウンやコートを着てしまえば、全然コルセットしてると認識されない状態なんですよね・・・。

 

なので、初日は通勤でまずバスに乗ってもぎゅ~って押される洗礼は受けるし、バスは特にブレーキとアクセルワークによって、身体が遠心力で持ってかれて怖い怖い!

優先席なんて、お年寄りも座れないくらい普通にサラリーマンのおっさんが座ってたりするしね・・・。そこまでたどり着けなかったりするし。

 

電車も、立っては厳しいですね!押されるし、もみくちゃになる!

 

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時差出勤で朝は早く出るようにしたけど、限界もあるし、帰りは確実に座れない場所からの乗車となるんで、込み具合によっては乗らずに見送るなどします。

 

私の場合、バスは耐えて、電車は、始発駅にて整列乗車をして、扉のすぐ横になるべく座って行く、帰りは時間が掛っても焦らず、なるべく空いてるかな?と思える電車やバスに乗る様にしました。

 

初日に、本当に自分のスピードの遅さとか、階段で必ず手摺につかまりたいけど、なかなか手摺側に行けないとか、自分が凄く邪魔になってないか?と感じたんですよね。

 

この退院後の初日の通勤で、他の人とのスピードの違いや、怖さを感じたことなどツイートしたところ、皆さんに心強いお言葉頂きました!

本当に、有難いです!感謝しています!

 

その中で、ちょろ母さん(@Chorouzu1017)からあるコメント頂きました!

 

 私が注目した内容はこちらです。

 

「腰は外から見えないので混んでる電車通勤の時はしばらくヘルプマーク付けるのもいいかも?」

 

あれっ?ヘルプマークってどっかで聞いたことあるぞ?

瞬時に「ヘルプマーク」が何か、わからなかったです。

 

 

「ヘルプマーク」って何?

 

 

あれっ?ヘルプマークってどっかで聞いたことある!記憶にあるぞ?何だったっけ?

と思いだそうとしても浮かばない・・・。

なので、調べました!

 

↓ こちらHPより引用したポスター画像です。

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あれっ?どっかで見たぞ?

 

そうなんです!通勤の地下鉄の改札出たところの通路にポスターが貼ってました!

毎日見てるじゃん!おい~って感じ!

 

ヘルプマークは、タグとして鞄に付けます!

赤地に白のハートと十文字のマークが入ったもの。

ポスターにある、赤いタグです! 

そう、ポスターにも記載がありますが、

「援助が必要な方のためのマークです。」

 

対象とされる方は、

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助を必要としている方

です。

 

では、この「ヘルプマーク」を身に着けてる方を見かけたら、どんなサポートをすればいいのでしょうか?

 

東京都福祉保健局のHPに記載がありました。

 

・電車・バスの中で、席をお譲りください。

(外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。)

 

・駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。

交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。)

 

・災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。

視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な非難が困難な方がいます。)

 

 

この様に、援助をお願いするマークなのですが、皆さんご存知でしたか?

 

これ、今の私には確かに該当はしていますが、タグを入手して実際に付けたりとかはしていません。

 

実際に付けてる方に遭遇したことないので、どうなのかな?とまだ入手はしていない状況です。

 

今のところ、なんとか通勤できそうだけど、電車が遅延した時などの朝の殺伐とした状況の際は、ちょっと欲しいなとか思ったり・・・。

実際に使ってる人いるのかな?って思ってたのですが、今朝、実際に鞄に装着されてる方に遭遇しました。

若い方ですが、杖を利用されていました。

まだ、新しいきれいな発色をした「ヘルプマーク」です。

 

私の目にはその「ヘルプマーク」が認識できましたが、周りの方が、どれだけ気がついてくれて「ヘルプマーク」について理解してくれてるのでしょうか?

と疑問に思いました。

私は、まだその「ヘルプマーク」を利用していないのですが、気になりましたね。

 

タイミング的に「ヘルプマーク」の配布場所に今はわざわざ行くのも辛いのですが、機会をみて早々に入手したいなとは考えています。

 

 

「ヘルプマーク」はどこで入手できるのか?

 

 

この「ヘルプマーク」は対象者からの申出により、東京ですと下記の場所にて配布されています。

 

↓ 2018.2.1 東京都福祉保健局のHPより抜粋

 

都営地下鉄各駅駅務室(押上駅、目黒駅、白金台駅白金高輪駅新宿線新宿駅を除く)

・都営バス各営業所

・荒川電車営業所

日暮里・舎人ライナー駅務室(日暮里駅、西日暮里駅

ゆりかもめ駅務室(新橋駅、豊洲駅

多摩モノレール駅務室(多摩センター駅中央大学・明星大学駅高幡不動駅立川南駅立川北駅玉川上水駅上北台駅)※一部時間帯を除く

・東京都心身障碍者福祉センター(多摩支所を含む)

・都立病院

・公益財団法人東京都保健医療公社の病院等

 

※郵送での対応はしていません。

※ヘルプマークの販売は認めていません。

※ヘルプマークに関する寄付活動等には、一切、関与してません。

※ヘルプマークの趣旨に沿った、適正な利用をお願いします。

 

と、こんな記載となっています。

 

そして、こちらの「ヘルプマーク」は東京発のマークですが、現在、2020年の東京オリンピックパラリンピックに向け、外国人観光客にもより分かりやすい案内用図記号とするため、昨年の7月にJIS Z8210(案内用図記号)が改正され「ヘルプマーク」も追加されました。この「ヘルプマーク」が全国共通のマークになるため、多様な主体が多様な場所で活用・啓発できるようになり、広く普及し、認知度も向上していくことが期待されています。

 

昨年2017年12月末時点で、導入されている府県は下記となります。

京都府和歌山県徳島県青森県奈良県・神奈川県・滋賀県大阪府岐阜県・栃木県・広島県・北海道・秋田県・愛知県・島根県

 

東京含め16都道府県です。

まだまだ普及、認知度を上げる必要がありそうですね。

 

上記の該当府県で「ヘルプマーク」の入手をお考えの方は、配布される場所、配布の方法が各行政により異なります。

地方自治体のHPなどより、検索頂ければと思います。

 

 

「ヘルプマーク」の普及に思うこと

 

 

困っている方にとっては、大変心強い「ヘルプマーク」のタグです。

しかしながら、まだまだ周知はこれからかなと感じています。

 

妊婦さんの「マタニティーマーク」は、だいぶ周知徹底されてきたなと思いますが、私が最後に妊婦であった12年前は、丁度2006年で、今のマタニティーマークが公募デザインで選ばれた時であったので、全然利用してない。

 

認知、普及されるまでは時間が掛かりますね。

 

普及されるまでには、まだまだ時間も掛かるし、オリンピックもあと2年ちょいで開催されるでしょ?

みんな認識してくれるといいなと思います。

 

 

まとめ

 

 

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実際に、本当に怖いなって思いましたが、通勤の殺伐とした乗り物は、怪我してすげー感じたんだけど、めちゃくちゃ怖いです!

電車降りるのも、我先にと押してこられると本当に、何?ってビビる!

 

少しづつでもいい、「ヘルプマーク」も普及してって欲しいなと思いました。

 

杖や松葉杖を突いた方も、もっと認識されてるかと思ったけど、朝のホームや階段はみんな見ていてくれていないなと感じた。

 

これもね、自分が怪我したり、こんな状況になって改めて感じたり、気がついたりするんですけどね。

 

本当に困ってるときは、助けてあげなければと思うし、助けが必要な状況をちゃんと感じ取るアンテナも大事にしなきゃなと思った。

 

助けを求める側も、権利ばかり主張したりしてもダメだよね。

あとこういうシステムを悪用する人とかも出てきたりすると思うんだけど、それはもっとダメだよ!本当に困った時に誰にも助けてもらえなくなるよ。

制度自体が廃止になったら、本当に困ってる人が困るのわかってるのかなと思う。

 

色々な制度にありがちな話ですがね。

 

利用する側も、サポートする側も、お互いに思いやりを持たなきゃいけませんね。

 

ということで、まとめ!

 

自分は怪我お通して、また新しく学びました。

「ヘルプマーク」とは何か?

どんな人が利用できるのか?どんなサポートをしてあげたらいいのか?など

 

思いやりある行動をしていきたいと思います。見た目じゃわからない怪我もあります。

そんな時の「ヘルプマーク」を皆さんにも知って頂ければ幸いです。

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます!